ピアノ教室の面倒な確定申告を自動化する方法とは?

お役立ち

個人音楽教室では確定申告をどうやってるの?

毎年、春が近づいてくると悲鳴が聞こえてくるのが、確定申告・・・

自宅で個人音楽教室をやっていると、法人として設立していなければ個人事業主扱いになりますので、白色申告や青色申告で経費と売上を計算して税務署へ・・・という毎年の会計作業が必要となりますが、皆さんは会計をどのようにこなしているでしょうか?

当協会のニュースレターでもよくご質問が来て話題になるのが「確定申告を楽にする方法」で、さほど経費や売上が多くない先生ですと手書きで計算してという先生も多いのですが、ある程度の生徒数がいて、音楽教室として経費が多く発生しているのであれば、手書きで計算すると大変なことになります。

ましてや、月謝もネット銀行の普及で、パソコンから先生の口座へダイレクトに振込を希望する生徒さんも増え、売上管理は現金と銀行口座。経費も現金でレシートや領収書、クレジットカードでの買い物もあったりで、整理するだけで一苦労・・・私も展開している別事業は個人事業主としてやっているものもあるので、その大変さは骨身にしみて分かります。

さて、そんな大変な確定申告ですが、パソコンを使える先生ですと、青色申告ソフトを使っている方も多いようで、人気なのが「やよいの青色申告」。

やよいの青色申告

昔から、会計と言えば弥生のソフトが人気でしたが、時代はどんどん変わり、最近ではいかに「会計処理を自動化するか」が一番のテーマになっていて、それを実現するのが「クラウド会計」と呼ばれる新しい会計ツールです。

個人音楽教室の面倒な確定申告を自動化するクラウド会計とは?

クラウド会計って何?と申しますと、弥生の場合、ソフトを買ってきてパソコンにインストールして使うタイプですが、クラウド会計の場合は全てをインターネット上に入力するタイプになります。つまり、利用登録をすると、ソフト入れたりしなくてもネット上で全ての処理を行うことができます。

そして、クラウド会計の凄いところが、「人工知能による自動仕訳機能」と「クレジットカードと銀行口座取引情報の自動取り込み」「レシートや領収書の画像読み込み」です。

青色申告などで面倒なのが、経費がどの科目に該当するか、イチイチ打ち込んでいかなくてはならない点ですが、クラウド会計ですと使えば使うほど人工知能が学習してくれて、自動で科目を判別して振り分けてくれる機能があります。

それと、クレジットカードや銀行口座の取引情報を自動的に取得する機能と、レシートや領収書をカメラで撮影して読み込ませると、自動的に料金や科目を判別して入力してくれる機能もあります。

つまり、上手く使いこなしていくと、クレジットカードや銀行口座は自動で読み込み勝手に処理してくれて、レシートなどの紙もスマホで撮影してスマホから登録すれば、これも勝手に登録してくれる。まさに夢の全自動確定申告が誕生します。

と・・・言いたいところなのですが、全自動、というまでまだ技術は進んでおらず、例えばクレジットカードですと、音楽教室に関わるもの以外にもプライベートでの買い物も混ざっている際は、手動でプライベートのものは分けなければいけませんし、人工知能も精度が100%ではないので、間違って認識されているものは手動で修正する必要はあります。

しかし、100%手書きや手打ちで確定申告をしていたことに比べれば、その便利さは歴然です。

クラウド会計はどこの会社が一番いいの?料金は?

弥生でもクラウド会計を出していますが、現在、クラウド会計はFreeeという会社が一番使いやすいようです。と言いますか、当協会の会計もFreeeを導入しています。

クラウド会計freee(無料体験)

料金は個人音楽教室ですと、個人事業主として開設されている先生が多いと思いますので、その場合、月額980円(税抜・2017/6/27現在・詳しくは上記アドレス先のホームページでご確認下さい)です。やよいの青色申告もソフトの代金と、毎年、同じくらいの年間サポート料金がかかりますので、ほぼ同じくらいの価格と言えます。

それと、freeeの使い方が分からない場合、チャットやメールのサポートも付いているので、当協会でも使い方や仕訳が分からなくなったら、チャットでその場で質問しています。

クラウド会計を導入する際の注意点

ただし、クラウド会計を有効に使うためには、銀行口座をネット銀行にする必要があります。ネット銀行に対応していない銀行口座を使用している場合は、音楽教室専用のネット銀行口座を開設したほうが、クラウド会計を便利に使うことができますし、生徒さんの月謝支払いも銀行振込を使っていただければ、昨今、ネット銀行の利用者は増えているので、簡単にパソコンやスマホから月謝を支払っていただけると思います。

同様にクレジットカードも音楽教室専用のクレジットカードを持つことで、プライベートの支払いと分ければ、freeeでクレジットカードの取引情報を読み込む際に、プライベートの支払いと手動で分ける必要が無くなり、更に確定申告を自動化できるようになります。

審査が簡単なクレジットカード一例

確定申告でレッスンに支障をきたす前に

生徒さんの数が増えると、必然的に会計処理の手間も増えてしまいます。そうなると、レッスンや先生自身の勉強、プライベートの時間が削られ、当協会の会員の中でも、生徒が増えて嬉しい悲鳴な反面、音楽教室の運営に支障をきたす先生からのご相談も寄せられています。

税理士にお願いされている先生も少なくありませんが、報酬が高かったり、そこまでするほどの処理量ではない場合、クラウド会計のように手頃なお値段で、会計処理自体を簡単に自動化するのがベストかもしれません。

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