エレクトーンの先生は大変・・・だけど
13年間、エレクトーン関連のコンサートディレクターやマーケティングマネージャーをしていたので、エレクトーンの先生との交流は今も続いているのですが、よく話題になるのが「エレクトーンはもう終わりだよね」という話です。
確かに、かつてのエレクトーン流行から見れば、完全に下火ですし、エレクトーンを始めようとする子供はピアノに比べても圧倒的に少なくなり、グループレッスンでエレクトーンが使用される以外は存在感が年々、薄くなってきている感じがすると思います。
こういった状況から、エレクトーンの先生は「ピアノもやらないと食べていけない。だけど、ピアノもエレクトーンも両方やるのは大変。ピアノの先生が羨ましい」というお話をいただきますが、本当にそうなのでしょうか?
実は、時代は変わって、エレクトーンの先生の生徒募集力は上がってきているのです。
エレクトーン教室が持つ生徒募集の利点とは?
かつての自宅音楽教室では、専門的にピアノを教える教室のほうがステータスが高く、生徒を集めやすかったのは事実で、逆にピアノもエレクトーンも教える教室は、エレクトーンが下火になるにつれ「どっち付かず」のイメージが先行し、生徒募集が難しかったこともあります。
ただ、今の時代はどうでしょう?俗に「専門より多様性」「スペシャリストよりゼネラリスト」が求められる時代になり、「専門的に習い事をやらせる」というよりは「自由に多様性をもって習い事をやらせたい」という意見がどんどん強くなってきています。
つまり、ピアノもエレクトーンも教えることができるという教室のように、一つの教室内で多様性を持っている教室は、以前に比べると格段に受け入れられやすくなってきています。
そして、人工知能などの時代の進化により、電子楽器はもっともっと進化していくので、エレクトーンを通じて、キーボードやコンピュータミュージックへの基礎を勉強できるということは、非常に優位な立場にある音楽教室と言えます。
エレクトーン教室が生徒募集できる凄いキーワード
さて、ここまで書いてもエレクトーンの先生は「確かにエレクトーンも教えられて多様性といえばそうかもしれないけど、だからといってエレクトーンを習いに来る人が少ないのは変わりないでしょう?」と思われると思います。
確かにその通りです。ピアノもエレクトーンも両方やる生徒さんもなかなかいないでしょうし、ピアノのほうが人気が有ることには変わりません。電子楽器が進化するとはいえ、そこまで電子楽器に興味がある人がどこまでいるか・・・
昔と比べ、「ピアノ・エレクトーン教室」という看板は、魅力が向上していますが、それだけでは生徒募集は上手く行きません。「エレクトーン」という言葉が、人を動かし生徒になってくれるための魔法をかけてあげなくてはいけません。
このために、もう一つ、「ピアノ・エレクトーン教室」で生徒募集が格段に向上する、凄い魔法のキーワードがあります。
これは、ピアノや他の楽器には真似出来ない、「エレクトーンの先生で良かった!」と思える、生徒募集に直結する今の時代だからこそ使えるキーワードです。
続きはニュースレターでお伝えします。