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個人の音楽教室の生徒は本当に減り続けているの?

よく、少子高齢化でピアノ教室などの音楽教室の生徒は減り続けていると言われていますが、本当にそうなのでしょうか?

まず、ピアノなどの音楽教室の人気度ですが、私どもの調査では習い事している幼児の22%が音楽教室(ピアノ教室以外も含む)に通っており、依然として人気の習い事として1番人気の水泳教室に匹敵しています。
そして日本全国の子供の人口ですが、ここ10年間で見てみると、昔に比べて減少は緩やかになっています。(2005年以降は10%以上あった減少率は現在4%程度)
また、子供だけではなく大人の習い事でも、女性の約17%が大人になってからピアノなどの音楽教室を習った経験があり、子供と大人の需要を考えると、音楽教室の需要は決して衰えていないことが伺えます。

確かに音楽教室が絶頂期だった昔に比べれば、全体の生徒数は大幅に減ったかもしれません。しかし、この10年で見ると殆ど差はなく、大きく減少しているのは組織的に運営している大きな音楽教室で、個人音楽教室の生徒数は、さほど大きな減少は見られず、むしろ大手の音楽教室に成り代わって増えている教室も多くなってきています。

個人の音楽教室の生徒数ってどのくらいなの?

音楽教室生徒数アンケート統計グラフ

上のグラフは全国515名の個人の音楽教室を対象にした、生徒数の集計結果です。

個人の音楽教室では、生徒数20名未満が約半数という結果が出ており、これだけを見ると個人音楽教室運営の厳しさが見えるかもしれません。
しかし、その一方で20%の個人音楽教室では30名以上の生徒数となっており、一人の先生で100名近い生徒を教えている個人音楽教室もあります。

この30人以上の生徒を抱える「20%の個人音楽教室」になれる?なれない?はどうやって決まるのでしょうか?

この差は「自宅での個人音楽教室の生徒募集方法」を知っているか、知っていないかの差であり、それを理解して実践しているかどうかの差です。

そして、個人音楽教室の生徒募集手法は、ブランド名だけに頼ってしまい自由さと地域との密着性を失った大手音楽教室では真似することができず、近所に大手音楽教室があっても個人のピアノ教室のほうが生徒募集で有利に働き、大手音楽教室のほうが地域から撤退することが出始めています。

※本調査は2012年に音楽教室講師専用情報交換サイトに登録された全国515名のプロフィールを元に集計しています。無断転載禁止。

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